と言うのも、CX4Aのブーストアップされたアメリカ仕様のROMを入手したので日本仕様のROMに置き換えて編集したROMデータを自車に書き込んだんですが、果たして適合してるのか?それが分からないし、もし合ってなかったらエンジンブローって最悪の事態になるし・・・
EvoScanと言うロギングソフトを使うとノッキング信号を拾う事が出来るし、MTX-Lとゆう空燃比計と接続する事でA/F値もロギング可能なのでこれをノートPCにインストールし、設定を行った。
まず、EvoScanのサイトへアクセスし、購入手続きを済ませてPayPalで$25支払えば、すぐダウンロードURLとシリアルコードがメールで届けられて来ますので、そのままインストールすればOKです。
もっとも、ここまでたどり着くのにOpenPortとかECUFlashとかの英文ソフトを使ってるでしょうから細かい説明は省きます。
MTX-LのA/F値出力はRS232C出力で、今時RS232C端子のついたノートパソコンはないので、USB-RS232C変換ケーブルを用意し、それと繋げてノートにも繋げます。
ノートPCのOSはWin Vistaでしたが、OS標準のドライバで普通に使用可能となりました。
あとはOpenPortも繋げてEvoScanを立ち上げます。
WideBand(WDB)と言う設定でMTXを選択し、COM Portは自動で認識されましたので手を付けず。
Device Setupでは、CAN 2006+/EvoXのところにチェックを入れ、Select ECU:のところはEVOX CAN MUTIIIを選択。
その後、Displayのところでロギングしたい項目を選択し、Knock Sumも選択されている事を確認します。ついでにExternal Wideband A/F Ratioもチェックを入れておきます。
そうそう、華氏、マイル表示になっていると思いますので、Logging設定でMetric Unitsにチェックを入れておきます。
あとはエンジンをかけた状態でStart DataLoggerボタンを押してDisplayのところの数値がリアルタイムで反映されているか確認し、出来てればロギング環境が整った事になります。
ログはデフォルトだとインストールされた場所下に保存されるみたいです。
うちはノートPCで保存したログをデスクトップ機で読み出してチェックしたいので分かりやすいところに変更しました。Logging設定でSet New DataLog Folder...をクリックすれば保存する場所を変更する事が出来ます。
環境が整ったらノートPCを助手席とかに設置して急ブレーキで飛ばされないようにシートベルトで固定するなりしてデータ取り走行します。
取りあえず、5速で6400回転、ブースト1.2Kまで踏んだところ、ノッキングは無し、A/F値は11.2台でした。
ノーマルは加速時1.2Kまで上がり、回転が上がると0.9Kに落ち着くのですが、このROMデータはブーストアップ仕様なので1.2Kで落ち着くようになってました。
MIVECを有効に活用してるようで、信号待ちからの発進とか一時停止からの発進、加速も結構なめらかになり、回転も鋭い感じに。ベタ踏みすると強烈な加速が・・・
しかし、EvoScanでロギングしたログを眺めてると水温とLoadの値が取得されてないっぽい。
まだ微調整が必要ですが、追々詰めていくつもりです。
上記の文章は試行錯誤しながら作業して得た知識を元に書いているものなので、今後訂正されたり、誤りがある可能性があります。あくまで参考程度に留めて下さい。
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