ランエボ10ではアルミ製のリーンホースメントに導風孔が開いていて風を導くようになっている。
ランエボ10のリーンホース回り 引用元:EVOLiSTA
そこでうちのCX4Aもリーンホースに穴を空けて風を導くようにする事にした。
CX4Aのリーンホースはランエボ10と違ってスチール製で肉厚は2.3mmだった。
素材を切り抜く場合、円形に切り抜くのがもっとも強度低下が少ないと素材関連の教科書で見た事があるので、ホールソーで切り抜く事にした。
空ける穴径はφ50とした。
t2.3な鉄板にφ50の穴を空ける場合、並のドリルじゃパワー不足なので回転、振動兼用のハンマードリルを使う事にした。
SDSシャンクを使うタイプだし、低回転仕様なので好都合。(ホールソーで鉄板に穴を空ける場合、低回転でトルクがあるドリルがベスト)
以下写真&解説~
こんな感じでリーンホースがインタークーラーを覆ってます。 せっかくのインタークーラーがもったいない‥‥ |
加工の為にリーンホースを外したところです。 こんなにコア面積があるのに・・・ |
5カ所を穴空け。 防錆の為に黒く塗装。裏側もしっかりと塗装しました。 |
使用したハンマードリルと金属用φ50ホールソー 並のドリルでは止まってしまうような場面でもグィグィと回ります。 |
穴空けでは騒音が半端なく凄く、屋外でやるのは近所迷惑なもんで、窓を閉め切った室内でやりました(笑)
φ50の穴を5つあける事で導風孔面積は約98平方センチメートルになりました。
あとはバンパー裏に導風板を固定するなりして効率よく当たるようにしてみる予定です。
リーンホースの画像、参考になります(爆)
返信削除t2.3って結構な厚みですよね
昔の金属バンパー並みの厚さじゃないですか?
バンパーとしての機能以外にフロントの捩れ補強の役割もあるんでしょうか・・・
それにしてもφ50の穴が綺麗に開くモンですね
凹凸があるのでバーリングは難しいかもしれませんが、穴に鉄パイプ挿して溶接するってのはどうでしょう?
>t2.3って結構な厚みですよね
返信削除それが最中状になってるんですよ。叩くとイイ音がします(笑)
フロントの捻れ対策なんですが、色々と調べてみるとサーキットを走る車両では外して軽量化するケースもあるみたいで、リーンホースにはそれほど走行時の剛性は求められないみたいです。ないよりはあった方がいいってレベルみたいです。
やはり、衝突時の衝撃吸収の役割が大きいようです。
なので正面衝突は出来なくなりました(笑)
>φ50の穴が綺麗に開くモンですね
イイホールソーを使いましたんで・・(笑
強度を求めるなら補強溶接するよりもイチから作り直した方がいいと思いますよ。
この頃、TIG溶接機が欲しいなー。と思ってるんで、やるんならアルミ材で作るってのもいいかなー、と。