2013-02-24

BLITZ フロントパイプ取り付け

openecuでECUをいじるにあたって、空燃比計の取り付けが必要となったので、空燃比センサーを取り付ける為にフロントパイプを交換する事になった。
選定したフロントパイプはBLITZ社製のCZ4A(エボ10)用のA/Fセンサーボス付きのもの。
商品番号はBLITZ 20559で、CZ4A用となっていますが、CX4Aと互換性があり、問題なく取り付けられます。と言うか、違うメーカーのフロントパイプでは共通パーツとなってました。

取り付けですが、ものすごく大変だった・・・13時からやって終わったのが18時・・・
と言うのも、サーモバンテージを巻きすぎてたせいでアウトレット側の右側ボルトが垂直に入らず、それに気づかず四苦八苦してたのが要因・・・もっと早く気づいてれば16時頃には終わってた可能性も・・・

ボルトが干渉してた部分のサーモバンテージは二重になっていたので、一旦ほどいて一重となるように巻き直してやる事でようやくボルトが垂直に入るようになり、すんなりと固定できました。

あと、右側のボルトはソケット長の短い14mmのユニバーサルソケットでないときっちりと嵌まらず、ものすごく難儀します。
それと、全長50cmぐらいの延長ソケットは必須です!25cmぐらいの延長ソケットを2本ほど継ぎ足せばいいでしょう。

こんな感じのユニバーサルソケットでないと右側ボルトには完全に嵌まらないと思います。
これはコーケン社製の 3/8 SQ.ナットユニバーサルソケット 14mm 3441M-14です。
私も今後フロントパイプをいじる時はこれを買います。

右側のが触媒で左側が純正フロントパイプですー。
19mmのメガネとCRC-556でサクッと外せると思います。


アウトレット側の左側ボルトですね。これはそんなに問題ないと思います。
しかし、50cmぐらいの延長ソケットがないと作業出来ないです。

これが大変なのね・・・アウトレット側の右側ボルト。
写真では問題なくアクセス出来るように見えますが、とんでもない!

純正のフロントパイプを外したところ。アウトレットはこんなふうになってます。アクチュエーターが見えますね。

フロントパイプとアウトレットはこのボルトで締結されます。
スプリングのテンションで固定されるようです。
そしてガスケットはドーナツを平行に半分にカットしたような形状でした。

純正のフロントパイプとBLITZのフロントパイプを並べたところ。当然右側が純正ね。
ビリオンのサーモバンテージ90 50mm×5mを巻いてます。
触媒側の上に純正のO2センサー取り付け穴があいてます。

四苦八苦してなんとか取り付いたBLITZ フロントパイプ。
A/Fセンサー用の穴が空いてます。ここに空燃比計用のセンサーを取り付けます。

これがMTX-Lと言うinnovate社製の空燃比計です。amazon.comで個人輸入しました。
吹き出し口の上に固定する為にアルミ板を加工し、両面テープで固定した後、
メーター台座を両面テープで固定。これで結構見やすくなりました。
この時はアイドリング中で、空燃比計は14.8を指してますが、
アイドリング時は14.2~15.2あたりでばらついてます。
今回のフロントパイプ取り付けは死ぬほど大変でしたが、サーモバンテージの熱入れは久しぶりだった(笑)
最後にやったのは15年ほど前、NS400RのJhaチャンバーにサーモバンテージを巻いて熱入れした事かな。それ以前はNSR250のJhaチャンバーにもやってたし。
なのでサーモバンテージの効用については理解してたし、熱入れ時の発煙も理解してました。

今回は高速道路で一気に熱入れを終わらせる事にしました。
低いギヤ、高回転で巡航速度+αな速度でしばらく走らしたらETCレーンが見えたんで、減速したら盛大な煙が・・・実は2stなバイクに乗ってたせいで煙を巻き散らかすのが好きだったりするんですね。なのですげー懐かしい気分になった(笑)

後ろについてたBMWは一気に車間距離を開けて・・・そらビビるでしょうなぁ・・・

で、MTX-Lと言う空燃比計ですが、メーター取り付けは赤線(IG +12V)と黒線(GND)、白線(イルミ)を繋ぐだけとシンプルなもの。
使用する前に校正する必要がありますが、これは大気中の酸素量で校正すればいいもので、随分と楽です。

校正のやり方は、O2センサーは大気中に解放した状態(フロントパイプに固定したままだと正確な校正が出来ないのでNGと説明書に書いてある)にし、O2センサーケーブルを外した状態で、IGをONにする。しばらくするとE2と表示が出るのでIGをOFFにする。O2センサーケーブルを繋ぎ、再度IGをONにする。Htrの表示が出てそのまま待つとCALと出るので、これで校正完了です。
あとはIGをOFFにし、O2センサーをフロントパイプへねじ込めば終わりです。

空燃比計をつけて走行してみて思った事は空燃比って結構目まぐるしく変化してるもんだなぁ、と言う事ですね。フルブースト状態で加速していてもアクセル全開ではない場合、12とか13って出ますが、ベタ踏みにすると10とか11って出ますね。意外と薄く吹いてるんだなぁ、って思った。

あとはロギングして色々と把握していこうと思います。
EVO SCANと言うソフトを試してみるつもり。

2 件のコメント:

  1. 10とか11のほうが濃いんだと思いますよ

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  2. unknownさん、はじめまして。
    >ベタ踏みにすると10とか11って出ますね。意外と薄く吹いてるんだなぁ、って思った。
    これについて言ってるんだと推測します。
    燃料マップを見ると8~9台になってるんですよ。
    それなのに10~11って思ったよりも薄いんだなぁ、って思ったんですよ。
    あの時は勉強中でしたのでそう感じたんですね。
    loadとrpmの関連を把握してなかっただけなんですがね(笑)

    返信削除

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